NISAで損したら税金はどうなる?損益通算できない理由を初心者向けに解説

NISAの税金・確定申告

「NISAは非課税でお得」と聞いて始めたけど、
もし損したらどうなるの?
税金的に不利にならない?

これ、NISA初心者がほぼ100%一度は不安になるポイントです。

この記事では、

  • NISAで損した場合の税金の扱い
  • なぜ損益通算ができないのか
  • 「NISAで損=失敗」ではない理由

を、専門用語をできるだけ使わずに解説します。


結論:NISAで損しても税金は取られないが、損益通算はできない

まず結論から。

  • NISAで損しても税金はかからない
  • その損を他の利益と相殺(損益通算)することはできない

この2点をセットで覚えておけばOKです。


そもそも損益通算とは?

損益通算とは、

利益と損失を相殺して、税金を減らす仕組み

のことです。

例(特定口座の場合)

  • A株で +20万円の利益
  • B投信で −10万円の損失

👉 利益20万 − 損失10万 = 課税対象は10万円

これが「損益通算」。


NISAでは損益通算ができない理由

理由はシンプルで、

NISAは最初から「税金を計算しない」制度だから

です。

NISAの特徴

  • 利益 → 非課税(税金ゼロ)
  • そもそも税金計算の土俵に乗らない

そのため、

  • 「税金がかからない代わりに」
  • 「税金を減らす仕組み(損益通算)も使えない」

という設計になっています。

👉 **これはNISAの欠点というより“仕様”**です。


NISAで損すると、具体的にどうなる?

ケース①:NISA口座しか持っていない場合

  • 評価損が出る
  • 売却しても税金はゼロ
  • 何も起きない(ただ損しただけ)

👉 税務的な手続きも不要。


ケース②:特定口座で利益が出ている場合

  • 特定口座:+50万円
  • NISA:−20万円

👉 相殺できない

  • 特定口座の50万円 → そのまま課税
  • NISAの20万円損 → なかったことになる

ここが一番「損した気分」になりやすいポイントです。


「じゃあNISAって損じゃない?」と思った人へ

ここ、めちゃくちゃ大事なので強調します。

NISAは「勝ったときの破壊力」が圧倒的

たとえば、

  • 利益100万円が出た場合
    • 特定口座 → 約20万円が税金
    • NISA → 税金ゼロ

👉 数回の「非課税の勝ち」で、
1回の損益通算不可なんて余裕で回収できます。


NISAで損しにくくする考え方

① 長期・分散・積立が前提

短期売買はNISAと相性が悪いです。


② ハイリスク商品は特定口座も検討

  • 個別株
  • レバレッジ商品

👉 損益通算できる特定口座の方が向くケースもあります。


③ 「NISA枠はチケット」だと考える

NISA枠は、

将来の利益を非課税にするためのチケット

一時的な含み損で一喜一憂しすぎなくてOKです。


SBI証券を使っている人の注意点

SBI証券では、NISA口座で売却した損失を、
自動的に特定口座へ移して損益通算することはできません。

👉 操作ミスや勘違いが多いポイントなので、
詳しくは別記事で解説しています。


まとめ

  • NISAで損しても税金は取られない
  • ただし損益通算はできない
  • それでも長期ではNISAの非課税メリットは圧倒的

NISAは
「短期の損得」より「長期の税金差」を取りにいく制度

仕組みを知っていれば、
損が出ても冷静に使い続けられます。

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