SBI証券で注文を出したあと、
- 「やっぱり取り消したい」
- 「注文ミスに気づいた…」
という場面は意外とよくあります。
ただし、すべての注文がいつでも取り消せるわけではありません。
商品やタイミングによって、取消できる期限がはっきり決まっています。
この記事では、
- 注文取消ができる期限
- 商品ごとの違い
- 初心者がつまずきやすい注意点
をまとめて解説します。
結論:約定前なら取消できるが、約定後は不可
まず結論からです。
SBI証券では、注文が「約定する前」なら取り消し可能
一度約定すると、取り消しはできません
これはすべての商品に共通する大原則です。
重要なのは、
「注文したかどうか」ではなく
👉 「約定したかどうか」 です。
投資信託やNISAでは「いつ約定したか」で扱いが変わります。
年末の判定ルールについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶ NISAは約定日と受渡日どっち?年末に注文した場合の判定ルール
投資信託の注文取消はいつまで可能?
投資信託は「約定前」なら取消できる
投資信託の場合、
- 注文を出しただけ
→ 取消可能 - 約定が確定
→ 取消不可
となります。
ただし投資信託は、
- 注文日
- 約定日
- 受渡日
がズレるため、
「もう約定しているか分かりにくい」 のが注意点です。
投資信託でよくある例
例:
- 月曜日の昼に注文
- 約定は火曜日の夜
👉 火曜日の夜に約定するまでなら、
原則として取消できます。
※ ただし、
申込締切時間(カットオフタイム)を過ぎると取消できない場合があります。
株式(国内株式)の注文取消ルール
国内株式は「約定する瞬間」が明確
国内株式の場合はシンプルです。
- 市場が開いている間
→ 約定した瞬間に取消不可 - 約定していなければ
→ 取消可能
たとえば、
- 指値注文で出していて、まだ約定していない
→ 取消できる - 成行注文で即約定
→ 取消不可
となります。
米国株の注文取消で注意すべき点
米国株は少しややこしいです。
米国市場が開いている時間帯
- 約定前 → 取消可能
- 約定後 → 取消不可
日本時間の夜間・早朝
- 日本では深夜でも
👉 米国市場が開いていれば約定する可能性あり
そのため、
「日本は夜だからまだ大丈夫」と思っていると、
すでに約定しているケースがあります。
注文取消で初心者がよく勘違いするポイント
勘違い①:注文したらすぐ取消できなくなる
❌ 誤り
⭕ 約定前なら取消可能
勘違い②:休日に出した注文はすぐ約定する
❌ しない
⭕ 次の営業日扱い
休日に出した注文については、
こちらの記事で詳しく解説しています。
勘違い③:NISA口座の注文は特別ルールがある
❌ 特別ルールはない
⭕ NISAでも取消ルールは同じ
NISA口座でも、
約定前なら取消可能、約定後は不可です。
取消前に必ず確認したいポイント
注文を取り消す前に、次を確認しましょう。
- 本当にまだ約定していないか
- 取引履歴・注文照会の表示
- 商品の申込締切時間
特に投資信託は、
**「注文は出ているが、もう取消不可」**というケースがあるため注意が必要です。
まとめ
- 注文取消は「約定前」まで可能
- 約定後の取消はできない
- 投資信託は締切時間に注意
- 米国株は日本時間でも約定する可能性あり
- NISA口座でも取消ルールは同じ
注文取消のルールを知っているだけで、
無駄な焦りやミスはかなり減らせます。
関連記事(あわせて読む)
今回解説した「注文取消」は、
約定日や営業日のルールと密接に関係しています。
SBI証券のNISAで初心者がつまずきやすいポイントを
まとめて確認したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
また、
投資信託の注文時間については、こちらの記事も参考になります。


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